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ノーベル化学賞(1918年)

1918年のノーベル化学賞は、窒素と水素からアンモニアを合成したことにより、Fritz Haber が受賞した。

 

ハーバー(Fritz Haber)

1868.12.9~1934.1.29

ドイツの化学者

 

1904年頃から空気中の窒素を固定する研究を着手し、1909年には平衡論に基づいて窒素と水素からアンモニアを合成する技術を考案した。これは後にC. Boschにより改良され、ハーバー・ボッシュ法と呼ばれている。第一次世界大戦中は化学兵器、特に毒ガス兵器の開発を行った。ガラス電極の発明や高温での各種の気体反応の研究などの功績も知られる。