1920年のノーベル化学賞は、熱化学における業績により、Walther Hermann Nernst が受賞した。
ネルンスト(Walther Hermann Nernst)
1864.6.25~1941.11.18
ドイツの物理化学者
1888年~1889年に金属からイオンが溶け出すときには一種の圧力が生じると考え、電池の起電力の理論を打ち出した。1893年には電極電位差を熱力学的に求めるネルンストの式を導出。1906年には絶対零度のエントロピーについてネルンストの熱定理(熱力学第三法則)を発見した。ネルンスト・ランプの発明者としても知られる。