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レントゲニウム Rg

レントゲニウム(roentgenium)

原子番号 111

 

1994年にドイツの重イオン研究所(GSI)のチームが、ビスマスの原子核にニッケルの原子核を衝突させることによって、111番元素を合成した。2003年にはIUPACおよびIUPAPによって111番元素の発見が承認され、2004年には名称が正式に決定した。元素名はX線の発見者であるドイツの物理学者W. K. Röntgen にちなむ。質量数が280のものは半減期が約3.6秒で、α崩壊によってマイトネリウムとなる。