ダームスタチウム　Ds

ダームスタチウム（darmstadtium）

原子番号　110

1994年にドイツの重イオン研究所（GSI）のチームが、鉛の原子核にニッケルの原子核を衝突させることによって、110番元素を合成した。2003年には名称が正式に決定した。元素名は研究所の所在地であるダルムシュタットにちなむ。質量数が281のものは半減期が約11秒で、α崩壊によってハッシウムとなる。