ネプツニウム(neptunium)
原子番号 93
m.p. 640℃ b.p. 3902℃
密度 20.25(g/cm3)
単体は銀白色の金属。アクチノイド。1940年にアメリカのカリフォルニア大学バークリー研究所のチームが、ウラン238に中性子を照射させることによりウラン239を得、それがβ崩壊することで質量数239の93番元素を得た。1945年にはNpF3をバリウムを用いて還元することで金属を単離した。ウラン鉱石中にも微量含まれる。周期表で1つ前のウランが天王星(Uranus)にちなんでいることから、その外側を運行する海王星(Neptune)にちなんで命名された。