フランシウム(francium)
原子番号 87
m.p. 27℃ b.p. 677℃
ウラン鉱石中にわずかに存在する元素で、天然に存在する元素では一番最後に発見された。また、個人的な研究によって発見された最後の元素でもある。フランシウムは1939年に、フランスの化学者M. Pereyにより発見された。227Acの大部分はβ崩壊により227Thとなるが、約1.2%はα崩壊により223Frとなる。この223Frの半減期は約21.8分である。元素名は発見者の祖国であるフランスにちなむ。最も重いアルカリ金属である。