ネオン(neon)
原子番号 10 原子量 20.1797
m.p. -248.67℃
b.p. -246.05℃
密度 0.8999(g/L)
単体は無色無臭の気体。貴ガス。1898年にイギリスの化学者W. RamsayとM. W. Traversが液体空気中から発見した。ギリシア語で「新しい」という意味の"neos"が元素名の由来となっている。空気中には0.00182%含まれ、貴ガスではアルゴンに次いで多い。化学的にはきわめて不活性。ネオンを封入した管に低電圧をかけると赤い光を放つ。これを利用したのがネオンサインであり、アルゴンや水銀を加えることで他の色の光を放つ。